MaxGaugeの文字コード確認/変更（サポートツール利用）

注釈

本手順では変更が不要なデータも変更する不具合を確認しました。(2021/6/11)

リアルタイムモニタのセッション表示に影響があり、リポジトリDBに保存されるデータには影響はありません。

サポートツールを使用した本手順を実施後の場合、対処手順をご案内いたしますので、MaxGaugeサポート(support@ex-em.co.jp)までお問い合わせください。

サポートツールを使用した本手順を実施前の場合は、下記を参照してMaxGaugeの文字コードを変更してください。

https://support.ex-em.co.jp/support/mfo53/ope_supporttools_mxgcharaset1/

デフォルトのMaxGaugeの文字コードは、監視対象データベースのキャラクタセットが AL32UTF8 、 UTF8 に対応します。 AL32UTF8 、 UTF8 以外の監視対象データベース環境で、SQL文に日本語を含む場合、MaxGaugeで表示する際にSQL文が文字化けするため、 MaxGaugeの文字コードを変更する必要があります。

MFO5.3.J4以降のバージョンでインストールされる サポートツール で、MaxGaugeサーバの文字コードを確認/変更する方法を紹介します。

ORALCEのキャラクタセットに対応するMaxGaugeの文字コード表

キャラクタセット	MaxGaugeに設定する文字コード
AL32UTF8	UTF-8
UTF8	UTF-8
JA16SJIS	MS932
JA16SJISTILDE	MS932
JA16EUC	EUCJP
JA16EUCTILDE	EUCJP

MaxGaugeサーバの文字コードの確認/変更

1. 対象のMaxGaugeサーバにログインします。

2. サポートツールのディレクトリに移動します。

   Windowsの場合

   cd {インストール先}\util\support
   例）cd C:\EXEM\MFO53\util\support
   

   Linux/Unixの場合

   cd /opt/maxgauge/util/support
   

3. mfo_charset.py -p コマンドでMaxGaugeの文字コードを確認します。

   Windowsの場合

   mfo_charset.py -p
   
   例）
   C:\EXEM\MFO53\util\support>mfo_charset.py -p
   +---------------+-------+-------+
   | instance name | RTM   | PA    |
   +---------------+-------+-------+
   | TORA11GR2     | UTF-8 | UTF-8 |
   | ORCL          | UTF-8 | UTF-8 |
   +---------------+-------+-------+
   

   Linux/Unixの場合

   ./mfo_charset.py -p
   

4. mfo_charset.py -c {変更するMaxGaugeの文字コード} -i {instance name} コマンドでMaxGaugeの文字コードを変更します。

   Windowsの場合

   mfo_charset.py -c {変更するMaxGaugeの文字コード} -i {instance name}
   ->{変更するMaxGaugeの文字コード}は「ORALCEのキャラクタセットに対応するMaxGaugeの文字コード表」で確認します
   ->{instance name}は、手順「1」で確認した変更対象のinstance nameを指定します
   

   Linux/Unixの場合

   ./mfo_charset.py -c {変更するMaxGaugeの文字コード} -i {instance name}
   ->{変更するMaxGaugeの文字コード}は「ORALCEのキャラクタセットに対応するMaxGaugeの文字コード表」で確認します
   ->{instance name}は、手順「1」で確認した変更対象のinstance nameを指定します
   
   例）
   [root]# ./mfo_charset.py -c MS932 -i ORCL
   キャラクタセットを変更しました
    対象インスタンス  : ORCL
    RTMキャラクタセット 変更前 : UTF-8  変更後 : MS932
    PAキャラクタセット  変更前 : UTF-8  変更後 : MS932
   
   現在の設定
   +---------------+-------+-------+
   | instance name | RTM   | PA    |
   +---------------+-------+-------+
   | TORA11GR2     | UTF-8 | UTF-8 |
   | ORCL          | MS932 | MS932 |
   +---------------+-------+-------+
   

   注釈

   mfo_charset.py -h でコマンドの詳細を確認できます

5. MaxGaugeサーバの mfo-platformjs , mfo-dg-master , mfo-dg-slave1 サービスを再起動して設定を反映させます。

   Windowsの場合 https://support.ex-em.co.jp/support/mfo53/ope_mxgserver_win/

   Linux/Unixの場合 https://support.ex-em.co.jp/support/mfo53/ope_mxgserver_linux/

   注釈

   文字コード変更前に収集したSQL文は、文字化けを解消することは出来ませんのでご留意ください。