MaxGaugeエージェントのインストール方法 (Windows環境)¶
MaxGaugeエージェントのインストール方法を紹介します。
MaxGaugeエージェントのインストール¶
監視対象のデータベースにMaxGaugeエージェントをインストールします。
注釈
本資料で使用するインストール画面は
MaxGauge5.33_64_Server_Setup_180608.exe
での画像となります。 実行するエージェントのバージョンにより表示される画面が異なる可能性があることをご留意ください。
インストールファイル
MaxGauge5.33_64_Server_Setup_180608.exe
を 管理者として実行 で実行します。使用許諾契約書の同意 の画面が表示されるので ● 同意する(A) のラジオボタンをONにして 次へ(N) > をクリックします。
MaxGaugeエージェントのインストール先パスを指定して 次へ(N) > をクリックします。
注釈
推奨のインストール先パス :
C:\EXEM\MFO53
監視対象のORACLEデータベースのバージョンを選択して 次へ(N) > をクリックします。
プログラムグループの指定 が表示されます、デフォルト値のまま 次へ(N) > をクリックします。
追加タスクの選択 が表示されます、□ Create a desktop icon のチェックボックスをOFFにして 次へ(N) > をクリックします。
インストール準備完了 が表示されます、表示された内容を確認して インストール(I) をクリックします。
セットアップウィザード完了 の画面が表示されます、□ Run MaxGauge Server Configuration のチェックボックスをONにして 完了(F) をクリックします。
インストールウィザードが完了すると MaxGauge Server Configuration が表示されますので MaxGaugeエージェントの設定 の内容を設定します。
MaxGaugeエージェントの設定¶
インストールしたMaxGaugeエージェントに監視対象データベースの情報やエージェントのパラメータなどを設定します。
注釈
本設定を実施するOSユーザは、「ORA_DBA 」グループに所属したユーザで実行してください。
手順の途中で監視対象データベースに対して SYSユーザ で実行する処理があります、ログイン時にOS認証を使用してデータベースに ログインすることから「ORA_DBA 」グループの所属が必要となります。 作業で使用するユーザが「ORA_DBA 」グループに所属出来ない場合は、SYSユーザ のパスワードを使用して処理を実施します。
監視対象データベースにMaxGauge用のユーザが必要となります、 MaxGauge用Oracleデータベース・ユーザ作成 を参考にユーザを作成します。
デフォルトで設定されている
ORACLE_SID
が監視対象のデータベースであることを確認します。コマンドプロンプトから 環境変数 と レジストリの の
ORACLE_SID
を確認します。▼ 環境変数 の確認
コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行して表示される内容を確認します。
echo %ORACLE_SID%
下記のように表示された場合は、
ORACLE_SID
が環境変数に設定されていません。レジストリのORACLE_SID
を参照します。▼ レジストリ の確認
コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行して表示される内容を確認します。
reg query "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE" /s | FIND "ORACLE_SID"
以下のように表示された場合は、
ORACLE_SID
の値は 「 ORADB02 」です。ORACLE_SID
が設定されていない場合は、コマンドの結果に何も表示されません。▼
ORACLE_SID
が監視対象データベースでない場合は、コマンドプロンプトにORACLE_SID
の環境変数を設定します。実行例:
ORACLE_SID
を 「 ORADB01 」に設定するset ORACLE_SID=ORADB01
MaxGauge Server Configuration の画面が表示されていることを確認します。
ヒント
MaxGauge Server Configuration は、プログラムより
Maxgauge Server Configuration
を実行します。手順2. で
ORACLE_SID
が監視したいインスタンスと異なった場合は、ORACLE_SID
の環境変数を設定した コマンドプロンプトから MaxGauge Server Configuration を起動します。set ORACLE_SID=<SID名> cd <エージェントのインストール先>\bin MxgConf.exe
▼ 設定例:
ORACLE_SID
が 「 ORADB02 」、エージェントのインストール先が 「 C:EXEMMFO53 」の例set ORACLE_SID=ORADB02 cd C:\EXEM\MFO53\bin MxgConf.exe
注釈
ORACLE_SID
の環境変数を引き継いだ MaxGauge Server Configuration が起動します。Conf name タブの 「Conf name」 のテキストボックスに監視対象となるORACLEデータベースの名称を入力して Set conf ボタンをクリックします。
ヒント
「Conf name」 に登録する名称の推奨値は監視対象となるインスタンス名です。
Conf name タブの下段の 「Service」 に表示された3つのサービスが
Not registered
であることを確認します。各サービスの右側にある Register をクリックするとサービスに登録されます。サービスに登録すると
Registered
の表記に変わります。ヒント
OBSD Servcice の Register をクリックしても
Not registered
の表記のままでサービスに登録されない場合は、 Microsoft Visual C++ 2005 ランタイム がインストールされているか確認してください。Conf name タブ画面より以下の操作で
env
とlist.conf
を作成します。DB Setup ボタンをクリックすると DB Setup のウィンドが起動します。
Env と List.conf のボタンをクリックしてファイルを作成します。
<MaxGaugeエージェントインストール先>\conf\<Conf name名>
フォルダ配下にenv
とlist.conf
ファイルが追加されます。
ヒント
Env と List.conf は、ORACLEのSYSユーザで接続して情報を取得しています。 SYSのOS認証が出来ない場合、Env と List.conf の作成は出来ません。
手動でEnvとList.confを作成する手順
コマンドプロンプトを起動して、
<エージェントのインストール先>\util\db_setup
フォルダに移動しますcd <エージェントのインストール先>\util\db_setup
Envファイルを作成します
mkenv.exe sys <SYSのパスワード>
カレントのフォルダに
env
ファイルが作成されますList.confファイルを作成します。
sqlplus sys/<SYSのパスワード> as sysdba @listconf.sql
カレントのフォルダに
list.conf
ファイルが作成されますenv
ファイルとlist.conf
ファイルを<MaxGaugeエージェントインストール先>\conf\<Conf name名>
配下にコピーします
DB Setup のウィンドの「Package Setup」の項目にある
User
とPassword
に事前に作成したMaxGauge用の ORACLEユーザの情報を入力します。入力後 Setup Package をクリックします。 Setup Package が実行されると入力したUser
で監視対象のデータベースに接続してMaxGaugeの監視で必要なパッケージを作成します。ヒント
Setup Package は、SQL*PLUSを利用して、
User
で入力したユーザに<エージェントのインストール先>\util\db_setup\expkg.plb
を実行してパッケージを追加します。手動で実行する手順
cd <エージェントのインストール先>\util\db_setup sqlplus <User>/<Password> @expkg.plb
Common のタブをクリックします。設定値の一覧にある Name:
ipc_key
の行をクリックします。 下段のテキストボックスがipc_key
であることを確認して、右側のテキストボックスに初期化パラメータ のDB_NAME
の値を入力して、 Add/Set のボタンをクリックします。ヒント
初期化パラメータ :
DB_NAME
は、SQL*PLUSなどでDBにログインして値を確認します。Rts のタブをクリックします。設定値の一覧にある Name:
wr_host
の行をクリックします。 下段のテキストボックスがwr_host
であることを確認して、右側のテキストボックスにMaxGaugeサーバのIPアドレスを を入力して、 Add/Set のボタンをクリックします。最後に Apply のボタンをクリックして設定を終了します。