OS認証できない場合のエージェントのインストール方法 (Windows環境)¶
MaxGaugeエージェントのセットアップで「DB Setup」画面で実施する処理はOS認証でSYSDBA接続して実施するため、 監視対象OracleにOS認証接続できないユーザでは処理がエラーになります。 OS認証できない場合のエージェントのインストール方法を紹介します。
エージェントのセットアップ(手動設定前)¶
MaxGaugeエージェントのセットアップで、インストール手順書の「3.3.環境設定」の「DB Setup」ボタンをクリックするまでを実施します。
「DB Setup」画面設定になったら、下記を手動で実施します。
maxgauge用DBオブジェクトの作成¶
エージェントのセットアップ時に、下記画面で[Setup User]をクリックすると、MaxGauge監視に必要なmaxgauge用DBオブジェクトを作成します。
MaxGauge用DBユーザの作成
デフォルト表領域・一次表領域の作成
MaxGauge用DBユーザへの権限付与
MaxGauge用ビューの作成
![]()
下記を参照して、[Setup User]実施内容を手動で実施します。
envファイル、list.confの作成¶
エージェントのセットアップ時に、[Env]をクリックするとenvファイル、[List.conf]をクリックするとlist.confを作成します。
下記の手順を参照して、手動で実施します。
・セットアップファイルがあるディレクトリに移動
cd {エージェントインストール先}\util\db_setup
・envファイルを作成
mkenv.exe sys <SYSのパスワード>
# カレントのフォルダに env ファイルが作成されます
・list.confファイルを作成
sqlplus sys/<SYSのパスワード> as sysdba @listconf.sql
# カレントのフォルダに env ファイルが作成されます
・カレントディレクトリに作成されたenv ファイルと list.conf ファイルを {エージェントインストール先}conf<Conf Name名> 配下にコピーします。
注釈
ORACLE_SID
が監視対象データベースでない場合は、コマンドプロンプトに ORACLE_SID
の環境変数を設定してから実行します。
実行例: ORACLE_SID
を 「 ORADB01 」に設定する
set ORACLE_SID=ORADB01
maxgauge用パッケージの作成¶
エージェントのセットアップ時に、[Setup Package]をクリックすると、入力した「User」で監視対象データベースに接続して、MaxGaugeの監視に必要なパッケージを作成します。
下記の手順を参照して、手動で実施します。
・セットアップファイルがあるディレクトリに移動
cd {エージェントのインストール先}\util\db_setup
・maxgauge用パッケージを作成
sqlplus <maxgauge用DBユーザ>/<Password> @expkg.plb
エージェントのセットアップ(手動設定後)¶
「DB Setup」画面の設定を手動で実施後、インストール手順書の「3.3.環境設定」のインストールガイドのライセンス配置からセットアップを続けます。