OS認証できない場合のエージェントのインストール方法 (Windows環境)

MaxGaugeエージェントのセットアップで「DB Setup」画面で実施する処理はOS認証でSYSDBA接続して実施するため、 監視対象OracleにOS認証接続できないユーザでは処理がエラーになります。 OS認証できない場合のエージェントのインストール方法を紹介します。

エージェントのセットアップ(手動設定前)

MaxGaugeエージェントのセットアップで、インストール手順書の「3.3.環境設定」の「DB Setup」ボタンをクリックするまでを実施します。

「DB Setup」画面設定になったら、下記を手動で実施します。

maxgauge用DBオブジェクトの作成

エージェントのセットアップ時に、下記画面で[Setup User]をクリックすると、MaxGauge監視に必要なmaxgauge用DBオブジェクトを作成します。

  • MaxGauge用DBユーザの作成

  • デフォルト表領域・一次表領域の作成

  • MaxGauge用DBユーザへの権限付与

  • MaxGauge用ビューの作成

    ../_images/os_auth_win1.PNG

下記を参照して、[Setup User]実施内容を手動で実施します。

https://support.ex-em.co.jp/support/mfo53/ora-mxguser-add/

envファイル、list.confの作成

エージェントのセットアップ時に、[Env]をクリックするとenvファイル、[List.conf]をクリックするとlist.confを作成します。

../_images/os_auth_win2.PNG

下記の手順を参照して、手動で実施します。

・セットアップファイルがあるディレクトリに移動

cd {エージェントインストール先}\util\db_setup

・envファイルを作成

mkenv.exe sys <SYSのパスワード>

# カレントのフォルダに env ファイルが作成されます

・list.confファイルを作成

sqlplus sys/<SYSのパスワード> as sysdba @listconf.sql

# カレントのフォルダに env ファイルが作成されます

・カレントディレクトリに作成されたenv ファイルと list.conf ファイルを {エージェントインストール先}conf<Conf Name名> 配下にコピーします。

注釈

ORACLE_SID が監視対象データベースでない場合は、コマンドプロンプトに ORACLE_SID の環境変数を設定してから実行します。

実行例: ORACLE_SID を 「 ORADB01 」に設定する

set ORACLE_SID=ORADB01

maxgauge用パッケージの作成

エージェントのセットアップ時に、[Setup Package]をクリックすると、入力した「User」で監視対象データベースに接続して、MaxGaugeの監視に必要なパッケージを作成します。

../_images/os_auth_win3.PNG

下記の手順を参照して、手動で実施します。

・セットアップファイルがあるディレクトリに移動

cd {エージェントのインストール先}\util\db_setup

・maxgauge用パッケージを作成

sqlplus <maxgauge用DBユーザ>/<Password> @expkg.plb

エージェントのセットアップ(手動設定後)

「DB Setup」画面の設定を手動で実施後、インストール手順書の「3.3.環境設定」のインストールガイドのライセンス配置からセットアップを続けます。